子犬の選び方。ペットショップ・ブリーダーのメリット・デメリット。

子犬の飼い方 犬と暮らす…気になるあれこれ

犬を飼おうと決めたら、どこで購入するかを考えなければいけません。
犬は大切な命です。
ペットショップで一目ぼれして衝動買いし、後悔することだけはやめましょう。

また、犬は2ヶ月ほどはお母さんや兄弟と穏やかに暮らすことで情緒が安定し、落ち着いた性格となります。
子犬たちとのじゃれあいで社会性を学び、咬まない子になるのです。

どの方法で買う場合も、しっかりとお母さんに甘えることができた子犬を選ぶと良いでしょう。

子犬の選び方

犬が購入できる場所は?

ペットショップ

現在のペットショップは広くて明るくていい匂いがし、わんこの可愛い部分だけが見える空間となっています。

そのため、つい衝動買いをしてしまうことも。

お気に入りの子を見つけたら、その犬種の性格を調べ、何回か通って抱っこしたりしてふれあい、それでも欲しければペットとしておうちに迎えましょう。

子犬の選び方

ペットショップで買うメリット

  • 家の近くで買うことができる。
  • 実際に抱っこして選ぶことができる。
  • 他の犬と触れ合っている姿が見られる。
  • 店員さんに飼い方の相談などができる。
  • ワクチン接種等がきちんとされている。
子犬の選び方

ペットショップで買うデメリット

  • 狭い空間で過ごしているストレスがある。
  • 早く親と離された可能性がある。
  • 親を見ることができない。
  • ペットショップにもいろいろあるため、よくない店もある。
子犬の選び方

ブリーダー

欲しい犬種が決まっていれば、インターネットや本などでその犬種のブリーダーを探すことができます。

ブリーダーさんも色々ですが、熱心なブリーダーさんは子犬に極力ストレスを与えないよう、新しいおうちに迎えられる前にお母さんと一緒に数回お泊り保育をさせるなどの話も聞きます。

犬が可愛いかはもちろんですが、ブリーダーさんの考え方なども大きな要因です。

ブリーダーから買うメリット

  • 親の姿や性格を知ることができる。
  • ブリーダーさんからその犬種専門の飼い方を教えてもらえる。
  • しっかりと2ヶ月親や兄弟と過ごせた犬を飼える。
子犬の選び方

ブリーダーから買うデメリット

  • 欲しい犬種のブリーダーさんが近くにいない場合がある。
  • なかには金儲け主義のブリーダーさんもいる。
子犬の選び方

里親になる

動物愛護団体や保健所などから犬を引き取ったり、里親募集の記事を探したりして犬と出会います。

一匹でも多くの犬を救わなければならない現代、最も理想的な犬の迎え方です。

子犬の選び方

里親になるメリット

  • 安く買うことができる。
  • 1匹の犬を救うことになる。

里親になるデメリット

  • 里親になる条件が多く、譲ってもらえない場合もある。
  • 手続きに時間がかかる。
  • 心や体に問題がある犬もいる。
子犬の選び方

子犬の選び方

どんな性格をしているか

同じ犬種でも、その子によって、持って生まれた性格は違うものです。
ペットショップでは他の子と同じケージに入っていればその様子を観察して、活発なのかおとなしいのか判断できますし、ブリーダーさんではお母さんやお父さんの様子を見て、成犬になったときの姿や性格を想像できます。
どんな子でも可愛いですが、お家にあった性格の子を選んであげてください。

子犬の選び方

男の子?女の子?

どちらを飼うかは個人の好みの問題ですので、どちらがいいという事はありません。
・男の子はマーキングをしますが、女の子はしません(たまにする子もいるようです)。
・男の子はがっしりしていて、それに比べて女の子は骨格が小さく華奢です。
大きな違いはこれくらいだと思いますので、飼い主さんとの性格の相性で決めたらいいのかなと思います。

子犬の選び方 男の子?女の子?

ボディチェック こんな子がいいかもしれません!

生き生きと輝き、澄んだ目をしている。
目ヤニで目の周りが汚れていない。

左右のバランスがいい。
内部は綺麗なピンク色。
耳垢が付いていない。
耳を気にしてかゆがったり触ったりしていない。

適度な湿り気がある。
つやがある。
鼻水が出ていない。

歯茎や舌がきれいなピンク色。
歯並びが良い。
口臭がない。

指の握りがしっかりしている。
指が開いていない。

皮膚

弾力があり、毛に艶がある。
フケや汚れが無い。
べたついていない。

以上、子犬選びのためのチェック項目でした…。

子犬の選び方 ボディチェック

が、そんな完璧な子に出会うとは限りませんし、出会った子はどんな子であっても可愛いものです。
実際うちが愛犬を迎え入れるときに、上記のようなことは全く見てませんでした。
耳なんて左右バラバラでしたが、そこがかなりのチャームポイントでした♪

どんな子であっても、幸せになる権利がある大切な命です。
少々のことは、うちに迎え入れた後でケアをし、治してあげるくらいの心構えで迎え入れて下さい。

我が家の愛犬との出会い方

犬種を決めたいきさつ

近所の雑貨屋さんで飼われていた「ワイヤーフォックステリア」が超かわいく、こんなわんこと暮らしたいなーとあこがれていました。

当時そのほかに飼いたかったのは「ビションフリーゼ」。

ある日近所のペットショップで初めて「ワイヤーフォックステリア」が販売されており、思わず衝動買いしそうに。

でもちょっと心を落ち着かせ、「ワイヤーフォックステリア」の性格を本屋で調べたところ、「元気」「強い」「激しい」など、自信がなくなる記事ばかりだったので、一旦帰ることにしました。

それから2ヶ月ほど、元気で激しいのは不安だけど、ペットショップで抱っこした感触が忘れられず、覚悟を決め、家族会議の結果、「ワイヤーフォックステリア」を飼うことに決定。

ワイヤーフォックステリア

ワイヤーフォックステリアの探し方

まずインターネットでブリーダーさんを探しました。

珍しい犬種でもありなかなか近くにはいませんでしたが、生まれて数か月の子を飛行機に乗せるのもなんだか可哀そうな気がして、迎えに行ける距離で「ワイヤーフォックステリア」が生まれるのをひたすら待ちました。

毎日楽しくわくわくしながらネットで探していると、ついに車で30分くらいの距離に3匹のワイヤーちゃんが生まれたのです。

さっそく電話して会いに行き、そこでお母さんとおばあちゃんとご対面。

確かに元気で、おばあちゃんはずーっと飛び跳ねててサークルからはみ出す勢い。

でも心は決まっていたので、女の子で背中に模様があることが決め手となり、うちのもこちゃんに決定したのです。

子犬を家に迎えるまで

生まれたのが8月19日、会いに行ったのが9月の中旬、その後1か月はまだお母さんや兄弟たちと一緒に過ごさせ、10月後半に本格的に迎えに行きました。

しっかりとお母さんの愛情を受け、兄弟たちとじゃれあう時間も過ごせたので、「ワイヤーフォックステリア」にしては穏やかで健康で、手のかからない子です。

ワイヤーフォックステリア
  • 山と渓谷社 『犬のための家庭の医学』
  • 主婦の友社 『飼い主のための犬種図鑑ベスト185』
  • 西東社 『子犬の選び方・飼い方図鑑』
  • 主婦の友社 『子犬の選び方・飼い方』
  • 日東書院 『人気の犬種図鑑174』
  • 新星出版社 『世界の犬カタログ』
  • 日本文芸社 『犬のベストカタログ』
  • 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「トイレ上手になる」編』
  • 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「留守番上手になる」編』
  • 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「吠えグセ解消」編』
  • 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「かみグセ解消」編』
  • 緑書房 中西典子著 『犬とのよりそイズム』