101匹わんちゃんのモデルとなり大人気となった犬種です。水玉模様がステキでスマートな犬です。
ただ、やはり大型犬ですので力は強く、いたずらは迫力あります。子犬の可愛らしさに惹かれてつい飼い始めるのではなく、事前にダルメシアンの可愛いところ、大変なところ、どれだか大きくなるのか等すべてを知って、ご自宅にお迎え頂きたいと思います。
ここでは、可愛いたくさんの画像と共に、ダルメシアンの性格や特徴、飼い方・お手入れ方法など、犬の書籍10冊以上を要約してお伝えします。

ダルメシアンってどんな犬?

歴史
数千年前からいたと考えられる古い犬種で、クロアチアのダルメシア地方が原産と言われています。
猟犬、番犬、牧羊犬、運搬犬、サーカスのタレントなどで活躍したことから、多才なことが伺われます。

ダルメシアンの特徴
ホワイトの地に、くっきりとしたブラックまたはレバーの水玉模様が特徴のスマートな犬です。
バランスが良い筋肉質の体つきで、耐久力、スピードがあります。

ダルメシアンの性格
好奇心が強く、エネルギッシュで遊ぶことが大好きです。
作業犬だった過去からか、体を動かすことが大好きでとても活発です。
警戒心が強く、飼い主やその家族にはフレンドリーに接しますが、興奮しすぎて手を焼くことも。
大きく力も強くなるので、子犬のころから落ち着かせるトレーニングが必要です。

ダルメシアンの値段は?
8万円~20万円
ペットショップではあまり見かけません。
ダルメシアンのブリーダーさん → みんなのブリーダー(ダルメシアン)

ダルメシアンはどのくらいの大きさになる?
体重: オス 22~29kg メス 22~25kg
体高: オス 58~61cm メス 56~58cm
真っ白な被毛で生まれ、2週間後からブラックやレバーの班が出てきます。子犬よりも成犬になると斑点が大きくなります。

ダルメシアンの育て方
ダルメシアンの寿命は10~13歳。
元気に長生きしてもらうためには、飼い主である私たちがしっかりと健康を管理し、お手入れをしてあげる必要があります。
健康管理
とにかく元気で活発ですので、相当な運動量が必要です。
朝夕2回、各1時間の散歩や引き運動をしましょう。
ドッグランなどの安全な場所でたっぷり走らせて、ストレスをためないようにします。
ドッグスポーツを一緒に楽しむと、好奇心旺盛ですので喜んで頑張るでしょう。
毛が短いわりには寒さには強く、雪が降るような日でも外で元気に遊びます。

お手入れ
被毛は短く密生していて、手入れには手間がかかりません。
軽くブラッシングするか、硬く絞った布で全身を拭くなどして清潔を保ちます。
皮膚炎と尿路疾患になりやすいので、体質に配慮した食事を心がけ、定期的な検診を受けましょう。

ダルメシアンのとの暮らし
好奇心が旺盛で力も強いので、お散歩中などに気になったものがあると追っかけてリードを引っ張ってしまうこともあります。
飼い主としっかりコミュニケーションをとって子犬のころからトレーニングをし、安全に散歩ができるようにしつけをしておきましょう。
警戒心が強く、外部の人には引っ込み思案なとこがあり、つい攻撃的になることもあります。
子犬のころから家族以外の人や他のペットと接する機会を作り、社会性を養いましょう。

- 山と渓谷社 『犬のための家庭の医学』
- 主婦の友社 『飼い主のための犬種図鑑ベスト185』
- 西東社 『子犬の選び方・飼い方図鑑』
- 主婦の友社 『子犬の選び方・飼い方』
- 日東書院 『人気の犬種図鑑174』
- 新星出版社 『世界の犬カタログ』
- 日本文芸社 『犬のベストカタログ』
- 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「トイレ上手になる」編』
- 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「留守番上手になる」編』
- 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「吠えグセ解消」編』
- 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「かみグセ解消」編』
- 緑書房 中西典子著 『犬とのよりそイズム』