コーギーってどんな犬?かわいい画像満載!コーギーの飼い方

コーギー 中型犬

コーギーと言えばお尻♪
大きなお尻と短い脚がとってもキュートで大人気。
いつも口角が上がっているお顔はコーギースマイルとも呼ばれ、いつも笑いかけてくれるコーギーと一緒にいると、それだけで幸せな気分になります。

コーギーには、ウェルシュ・コーギー・ペンブローグと、ウェルシュ・コーギー・カーディガンの2種類がいますが、こちらでは薄い茶色のウェルシュ・コーギー・ペンブローグについて、たっぷりのかわいい画像と共にご紹介します。

コーギーってどんな犬?

コーギーってどんな犬?

コーギー早わかり表

コーギーの歴史

12世紀のイギリス国王ヘンリー2世に愛され、王室のイヌと言えばコーギーと思われているほど。
主にウェールズのペンブローグシャー地方で牧羊犬として飼われていました。

コーギーの歴史

コーギーの特徴

顔にピンと立った大きな耳、胴長短足で力強くたくましい体つきが特徴です。
足が速く、ジャンプ力があるので、小型犬ナンバーワンのスポーツドッグと言っていいほどの運動神経です。コーギーの運動量を活かしたトレーニングをしっかり行えば、アジリティなどのパートナーとして大活躍してくれるでしょう。

被毛は中くらいの長さの上毛と短く密生した下毛のダブルコート。
もともと長い尾があるのですが、断尾するのが一般的です。

コーギーの色

1.茶系とホワイトの組み合わせ。
茶系には濃いめの茶色[レッド]、毛先に黒が混ざっている[セーブル]、金色のような茶色[フォーン]の3種類があります。

コーギーの特徴

2.ブラック&タン
黒毛をベースに、タン(茶褐色)が入る毛色です。
ブラック&タンにホワイトも入った子は「トライカラー」と呼ばれています。

コーギーの性格

明るく活発で好奇心が旺盛。
人間が大好きで人なつこく、飼い主や家族に従順で遊び好きのわりにはイタズラなどは少ないようです。
訓練性能が高く、きちんとしつけをすれば家庭犬としてとても飼いやすいイヌになります。
甘えん坊というわけではないので長時間のお留守番もできますし、飼い主を守ろうとする意識が高いため、番犬にも向いています。

お年寄りとの相性は?

賢くて人懐っこしので、お年寄りに寄り添い元気を与えてくれるという意味では良いパートナーに慣れると思います。
しかし、肥満にならないよう、毎日ある程度の運動が必要です。一定時間のお散歩が可能だったり、家の中で遊んであげれる等、運動量が確保できる条件が整っていれば、大丈夫だと思われます。

子どもとの相性は?

活発で明るい性格ですので、もちろん子どもの遊び相手としてはぴったりです。
しかし、言い換えるとエネルギーが有り余っており、パワフル。子どもと同じです。
そんなコーギーと子どもが遊んでいてエスカレートすると、けがをしてしまうような場合も考えられます。大人が注意して見てあげましょう。
また、コーギーの中には繊細な子もいます。子どもの動きや声が苦手な子もいるので、少し注意して愛犬の様子を見てあげてください。

コーギーの性格

お留守番は得意?

先ほど述べたように、甘えん坊というわけではないので長時間のお留守番もできます。
ただ、肥満になりやすいコーギーにとって運動不足は大敵です。
お留守番の前や後には必ずお散歩の時間を作ったり、お休みの日にはドッグランや公園で思いっきり体を動かせる遊びをするなど、工夫が必要です。

コーギーの値段は?ブリーダーさんは?

30万円~40万円
ペットショップにはときどきいる程度。

ブリーダーさんは少なめですが、全国にいらっしゃいます。→ みんなのブリーダー(コーギー)

子犬の選び方

コーギーに限らず、迎える子はその性格がその家族にあっているか、しっかりと選ぶ必要があります。
ペットショップでは、他の子と同じケージに入っている場合はその遊び方で何となく性格が分かりますし、ブリーダーさんで選ぶ場合はお母さんやお父さんの様子を見て、どのような血を受け継いでるのか、大人になった姿を何となく想像することができます。

コーギーの値段


どこから迎えるのがいいかは、それぞれメリットやデメリットがあります。
こちらの記事で詳しく説明しておりますので参考にしてください。

コーギーはどのくらいの大きさになる?

体重8~12kg
体高 25~30cm

コーギーの大きさ

コーギーの育て方

コーギーの寿命は平均12歳から15歳。
元気に長生きしてもらうためには、私たち飼い主がしっかり健康管理とお手入れをしてあげる必要があります。

コーギーの育て方

健康管理

食欲が旺盛で太りやすいため幼少期の栄養バランスに気を付けます。

椎間板ヘルニアにつながるため、適度な運動と食事の管理が必要です。
もともと牛を追いかけていた牧羊犬ですから十分な運動が必要ですが、ジャンプなどあまり激しい運動をさせると背骨に負担がかかるので要注意です

コーギーの健康管理

お手入れ

被毛はブラシやコームで毎日ブラッシングし、換毛期には特に入念に行って皮膚炎を防ぎます。
おしりまわり、首元など毛が多い部分は毛をめくるように丁寧にブラッシングしてあげます。
短毛のためお腹が汚れやすいので散歩から帰ったら腹部も拭いてあげましょう。

シャンプーは2週間に1回程度が目安です。
あまりこまめに洗うと、皮脂が落ちすぎて被毛などを痛める場合があります。
また、シャンプー後は必ずドライヤーで乾かしてあげましょう。
生乾きのまま放置すると、皮膚に雑菌が繁殖してダメージを与えてしまうことになります。
まずはシャンプー後にしっかりとタオルで水分を拭き取り、その後ドライヤーで風を当てながら乾かし、ある程度乾いたらブラッシングをしながら仕上げていきます。

コーギーのお手入れ

コーギーとの暮らし方

かわいらしい顔立ちと短足のフォルムに魅了され、つい甘やかせたくなりますが、もともとは牧羊犬です。しっかりとしつけをしないと、そのエネルギーは困った方向へ向いてしまいます。
テリトリー意識が強いので、子犬のころの甘噛みをしっかりなおしておかないと、知らない人に咬みついたり、家の中でもかかとに咬みついてきたりして苦労することになります。
ですが、訓練性能が高いので、しっかりしつけをすれば素晴らしい家庭犬となるので安心してください。
ただし、小型犬ですが体重は重いので、子供やお年寄りに体当たりなどしないよう気を付けましょう。

コーギーとのくらし
参考文献
  • 山と渓谷社 『犬のための家庭の医学』
  • 主婦の友社 『飼い主のための犬種図鑑ベスト185』
  • 西東社 『子犬の選び方・飼い方図鑑』
  • 主婦の友社 『子犬の選び方・飼い方』
  • 日東書院 『人気の犬種図鑑174』
  • 新星出版社 『世界の犬カタログ』
  • 日本文芸社 『犬のベストカタログ』
  • 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「トイレ上手になる」編』
  • 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「留守番上手になる」編』
  • 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「吠えグセ解消」編』
  • 高橋書店 『犬のしつけキチンとブック「かみグセ解消」編』
  • 緑書房 中西典子著 『犬とのよりそイズム』