スピッツってどんな犬？可愛い画像満載！スピッツの飼い方

ふわふわの純白の毛に包まれた、まるで動くぬいぐるみのような、かわいらしい犬種です。「スピッツって最近見ないね…。」一時期の人気がすごかったので、このような言葉もよく聞かれます。しかしまた最近、人気が戻りつつあるようです。

日本スピッツってどんな犬？

日本スピッツの歴史

昭和30年代に日本で人気が高く、全国に第一次ペットブームを巻き起こしましたが、よく吠えるため人気が低迷しました。

当時はよく吠えて咬みつく犬としてレッテルをはられておりましたが、最近は改良され、ムダ吠えも少なく温和な性格となりましたので、また人気が戻りつつあります。

特徴

純白のふわふわの豊富な被毛につつまれた、エレガントで賢い犬種です。

ぱっちりとした黒い目と鼻、小さく天三角形の立ち耳が大変キュートです。

まっすぐな上毛と、やわらかく密生した下毛のダブルコートで、胸元、首、肩に美しい飾り毛があります。

性格

改良された後の近年のスピッツは、温和な性格となり無駄吠えもかなり減りました。
減ったとはいえ、まだ吠えたり咬んだりする性質は残っており、神経質な部分も。

無邪気なところがあるので飼い主には安心して甘える反面、他の人には警戒心を持つ用心深い性格です。

日本スピッツの値段は？

20万円～30万円
ペットショップでは、たまに見かける程度。
ブリーダーさんはこちら。

日本スピッツはどのくらいの大きさになる？

体重：オス　9～11kg　メス　7～10kg
体高：オス　30～38cm　メス　オスよりやや小さめ

子犬の時は垂れ耳ですが成長とともに立ち上がり、コロコロとした体型も成犬になると引き締まります。

日本スピッツの寿命は？

平均　10～16年

日本スピッツのお手入れは？

健康管理

運動不足になるとストレスがたまり、ムダ吠えを始めることもあります。
朝夕2回、それぞれ30分は、散歩や、安全な場所での自由運動をさせましょう。
安全なドッグランなどで自由に走らせたり、ボールで一緒に遊んだりすると、エネルギーが発散できます。

もともとは乾燥した寒冷地の気候で育ったイヌですので、日本の高温多湿が苦手です。

油脂分が多い食事を与えると皮膚病になりやすいので、粗脂肪分が8％以下のドッグフードが望ましいようです。

お手入れ

被毛が豊富なので、毎日ブラッシングして整えます。特にわき腹やお尻の毛はからみやすいので、念入りにとかしましょう。

抜け毛の多くなる春先や秋の終わりにはしっかりとブラッシングし、死毛を取り除いて皮膚疾患を予防します。

純白の美しさを保つため、月に1回はシャンプーをし、汚れやすい目や口の周りはこまめに拭いて清潔を保ちましょう。

日本スピッツの育て方

少し頑固で神経質な面もありますが、ほがらかな利口者ですので、訓練もしやすい方でしょう。ただし、先祖からの系統でばらつきがある犬種ですので、訓練が進むスピードはさまざまです。

改良されたといっても、警戒心が強い性格はそのままですので、ムダ吠えをしないように子犬のころからしっかりトレーニングをしましょう。

子犬のころに家族以外の人や他のペットと多くふれあい、いろんな環境を体験させて社会性を養います。
飼い主や家族とのスキンシップを大切にし、おおらかな性格に育てると良いでしょう。